肩こりと言えば、マッサージやストレッチを思いつきますが、体の内面から変えるという観点から食べ物も関係しそうですね。私はあまりこのことについて意識していませんでしたので、勉強も兼ねて調べてみました。
ビタミンB群
ビタミンB1:糖質の代謝に欠かせない。つまり糖質をエネルギーに変換するのに必要。ビタミンB1がなければ、どれだけ糖質を摂取してもエネルギーを生み出せず、疲労物質である乳酸などが体内に蓄積されます。そのため疲れやすくなります。肩こりにもなりやすいのです。また、脳や神経が正常に働くのにもエネルギーが必要となります。
ビタミンB1を多く含む食品:豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類、穀類のはい芽、豆類など
ビタミンB2:糖質・脂質の代謝を促進し、成長を助ける
ビタミンB2を多く含む食品:豚レバー、牛レバー、鶏レバー、うなぎ。牛乳など
ビタミンB6:タンパク質の代謝に欠かせない
ビタミンB6を多く含む食品:かつお、まぐろ、牛レバー、さんま、バナナなど
ビタミンB12:赤血球の造血を助け、悪性貧血を予防する。神経のダメージを修復する効果あり。特に末梢神経がダメージを受けると、それが肩まわりなら肩こりになってしまいます。
ビタミン12を多く含む食品:牛レバー、鶏レバー、あさり、かき、さんま、ニシンなど
葉酸:造血に働き、細胞の新生に欠かせない
葉酸を多く含む食品:菜の花、枝豆、ホウレンソウ、レバーなど
ナイアシン:糖質・脂質・タンパク質の代謝に必要
ナイアシンを多く含む食品:たらこ、かつお、レバー、落花生など
パントテン酸:免疫力を強化し抵抗力をつける
パントテン酸を多く含む食品:レバー類、鶏モモ肉、にじます、納豆など
ビオチン:皮膚炎の予防や髪の毛を健康にする
ビオチンを多く含む食品:レバー類、いわし、落花生、ニシン、卵など
ビタミンE
抗酸化作用が強く、過酸化脂質の生成を抑制し、血管を健康に保ち、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球破壊を防いだりします。つまり、血液の流れをスムースにし、血行をよくする効果があります。ビタミンEが不足すると、神経や筋に障害が現れ、そのため、血行も悪くなり、肩こり、頭痛、冷え性を起こしやすくなります。
ビタミンEを多く含む食品:アーモンドなどのナッツ類、アボガド、うなぎ、大豆、植物油など
ビタミンC
ビタミンCは鉄分とタンパク質の吸収を高めます。また、コラーゲンはタンパク質でできており、コラーゲンを作るのに必要不可欠です。コラーゲンは肌や関節軟骨だけでなく、筋量も増やす作用があります。これは、筋肉を作る筋芽細胞を活性化し、細胞を増やしたり、細胞を大きくしたりして筋肉を増やします。
筋トレにはプロテインだけでなくコラーゲン摂取が必要とも言われています。筋繊維を包む膜である筋膜が、コラーゲンとエラスチンからできています。コラーゲンが不足し、筋膜が劣化すると筋力の低下や筋肉量の減少が考えられます。
さらに、ビタミンCはストレスに対して有効であると言われています。精神的・物理的ストレス双方に有効で、寒さ、暑さ、疲労、苦痛、心痛、睡眠不足、働き過ぎなどが含まれます。
ビタミンCを多く含む食品:レモンやイチゴや柿などの果物や、赤ピーマンやブロッコリーなどの緑黄色野菜など
カルシウムとマグネシウム
この2つはセットでとると効果的で、筋肉や神経の働きをスムーズにする栄養です。特にマグネシウムは、筋肉の緊張を緩和する働きがあります。カルシウムも筋肉や神経の興奮を抑える働きがあります。イライラを鎮め、筋肉をスムーズに収縮させます。
カルシウムとマグネシウムを多く含む食品:2つとも、ナッツ類、魚介類、大豆製品に多く含まれます。
クエン酸
疲労物質である乳酸を分解しますので、疲労回復には欠かせません。ビタミンB群と一緒に摂取すると効果的です。
クエン酸を多く含む食品:レモン・グレープフルーツなどの柑橘類、パイナップル・イチゴ・キウイなどの果物、梅干し、お酢など
体を温める食物
体を温める食物も血流を活性化させ、筋肉の緊張を緩和させますので、肩こりに有効であると考えられます。何より体の冷えは肩こりには大敵です。冷えると、無意識に筋肉を緊張させ、体表にある毛細血管を押しつぶすことにより、血液から放出される熱量を減らそうとしますから。
体を温める食品:唐辛子、ショウガ、ニンニク、ねぎなど
堺肩こり・腰痛センターでは、基本手技であるDRTにより自然治癒力を向上させますので、『つらい腰痛』や『股関節の痛み』に対して、より精度の高い施術が可能です。
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