初詣

ここ何年参ってないだろうか?
それにしても、世間の皆さんは何と熱心なことであろうかとつくづく考える。

そもそも初詣とは何ぞや?と問われて正確に答えらる人はいるのだろうか?

『初詣(はつもうで)とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事。一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりする。初参り(はつまいり)ともいう。』

『元々は「年籠り」(としこもり、としごもり)と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る習慣であった。やがて年籠りは、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今日の初詣の原形となった。』

ふーん。そういうことなのか。

ところで、私が住んでいる堺市で、初詣と言えば、一番有名なのは「鳳大社」である。正式名は実は「大鳥大社」なのだそうだ。

長年堺市に住んでいながら、こんなことも知らないとはお恥ずかしい限りである。そこで、調べてみる。

『日本武尊は西征して熊襲を平定し、東征して東国を平定したが、伊吹山で病に倒れ、伊勢国能褒野で薨去する。遺体はその地に葬られたが、その陵墓から魂が白鳥となって飛んでいき、大和国琴引原で留まり、また飛び立って河内国古市に降りたが、最後に大鳥の地に舞い降りたので、社を建てて祀った。これが大鳥神社の始まりだとされる。神域は千種森(ちぐさのもり)と呼ばれ、白鳥が舞い降りた際、一夜にして樹木が生い茂ったと言われる。』

へー、知らなんだ。かの有名な日本武尊を祭っていたのかー!

日本武尊と言えば、古代日本のスーパーヒーローではないか。

第12代景行天皇の皇子で、草薙剣の所有者であった方である。

そして、草薙剣つながりで、天武天皇、熱田神宮へとロマンが広がる。

こんな方を祭っていたのに、参拝しないとは何と罰当たりなことか。

来年は是非とも参拝したいものだ。

堺肩こり・腰痛センター