どうして長年治らない腰痛になるのか?

みなさんは、腰痛と聞いて、どんなことをイメージするでしょうか?ぎっくり腰?椎間板ヘルニア?坐骨神経痛?腰部脊柱管狭窄症?そうです。腰痛と言っても、千差万別なのです。

そもそもきちんとした治療を受けていますか?

まず、何が原因で、どこが悪いのか特定できないと根本的な治療はできません。これはいいですよね?全く的外れな治療をしても治らないですよね?

今通院されている、整形外科や整骨院や整体院で、その説明をきちんと受けているでしょか?そして、その説明が腑に落ちているでしょうか?これは、基本中の基本です。

どれくらい通院されてます?

同じ治療院でどれくらいの期間通院されているでしょうか?1ヶ月?3ヶ月?半年?1年?もしくは、それ以上?治療期間の説明をきちんと受けていますか?そして、その期間をきちんと守っていますか?少し痛みが楽になったら、勝手に通院を止めたり、治療間隔を空けていませんか?

一度、ここ!と決めたなら、痛みが増悪しない限り最低3ヶ月は通院してみてください。重症な方(骨関節系に問題がある場合)は、それ以上だと覚悟してください。ここの感覚が、私達治療家と患者さんとの間で大きな隔たりがあるよう感じます。

そして、完治しても、月1回くらいは予防目的で通院すべきです。これを、私達治療家はメンテナンスと呼んでいます。歯医者さんも、最近、この予防目的の通院を啓蒙されていますよね?それが、結果的には、あなたのためになるのです。

治療費が高額だから、1回で治る?

皆さんは、1回が5000円以上の治療費で受けるなら、1、2回で治って当然と考えていないでしょうか?炎症が起きる前のぎっくり腰や軽い筋・筋膜性の腰痛なら、1回でほぼ完治してしまう場合もあります。しかし、長年治らない腰痛なら、とてもそんなわけにはいきません。

どんなにすごいゴットハンドの先生でも、最低3ヶ月、或いは10~15回は必要だと言われています。これは、脳の習性とも関係があるためです。癖と言えば、分かりやすいでしょうか?一度できた癖って、簡単には治らないですよね?

長年治らない痛みは脳が暴走状態

人間には「自然治癒力」という本来勝手に治せる自動機能が備わっています。腰痛だってそうです。本来は、いつの間にか治ってしまうものです。それが治らないところが問題なのです。

その原因として、最近有力とされるのは、「脳の抑制機能の低下」です。これは、NHKの特集でも取り上げられていました。分かりやすく言えば、脳の興奮状態を抑えるブレーキの故障です。

痛みはそもそも脳で感じるものです。腰が痛かろうが足が痛かろうが同じです。脳が「痛い」と感じる発痛物質を出し続けているのです。本来は、それにブレーキをかける機能も脳の中にあるのですが、そのブレーキ機能が壊れてしまっているのです。

脳の暴走を止めるには?

NHKの特集では、脳の前頭前野に脳の興奮を抑制する機能があり、その部位に電磁気で刺激をするという治療法を紹介されていました。確かに、何をしても痛くて日常生活もままならない方が、嘘のように痛みが取れていました。

当院では、この脳の抑制のためにDRTという特殊な手技を使います。軽く心地がよい刺激で身体を揺することで、背骨を整え、脳に適度な信号を送ります。

ただ、この手技は受け手の心理状態の影響も大きいですので、施術者と受け手の信頼関係ができていることが非常に大切になります。これができていないと、受け手の緊張が取れず、施術者の刺激がブロックされてしまうからです。

DRTで上手く刺激が伝えられると、受け手は完全リラックス状態になり、中には眠り出す方もおられます。逆に、体の緊張状態が全く緩まない方もおられます。この方は、施術者に対して信頼感を抱いていないか、施術中「痛い」「怖い」「不安」というマイナス感情を抱き続けているかのどちらかだと判断できます。

どんな手技でもそうですが、せっかく受けられるなら、施術者を信頼し、ぜったい治るというプラスイメージを持ち続けましょう。そして、よくなったことに焦点を当てましょう。このプラスイメージこそが根治への最短コースへと導くのです。そうしないと、もったいないと思います。

堺肩こり・腰痛センター