これは、非常に難しいテーマですね。私はベッドについて無頓着だし、腰痛とベッドの関連性をあまり深く考えたことがありませんので。
枕の高さは要注意ですが…。
ベッドが原因で腰痛になる?
そもそもベッドの形状の問題で腰痛になるものでしょうか?それなら、もっと腰痛になる方が多いのでは?(笑)ある型のベッドが腰痛を引き起こす原因だったなら、その型のベッドを使っている方は漏れなく腰痛になるはずですから(笑)
西洋人は(特にフランス人)はフワフワのベッドで寝ていますが、腰痛の人だらけでしょうか?畳生活の昔の日本人は腰痛にならなかったのでしょうか?
問題はベッドではなくて腰痛そのもの
そんなことはないですよね?ベッドの型ですら気になり出したのは、腰痛がつらいからですよね?腰痛さえなければ、本来ベッドなんて気にならないものです。
実際に私は腰痛持ちではないですので、ベッドのことなんて考えたこともなかったです。まして、どのメーカーのどのベッドが腰痛の方にはいいのでと、それを患者さんに勧めたことは当然ありません。そうしなくても、腰痛さえよくなってしまえば、何の問題もないのです。
だから、腰痛専門を謳いながら、ベッドについては何も知らないのです。
ベッドの種類ではなく姿勢に注意しましょう
私がベッドについて言えることは、低反発よりは高反発のベッド(マット)がいいと言うことくらいです。なぜなら、ベッドの形状よりも、むしろベッド上の姿勢が問題だからです。
低反発なら、どうしても体そのものが沈み込んで、姿勢そのものが変わってしまいます。ずっと仰向けで寝るなら、それでも問題はないと思いますが、横向きで寝る場合、特に頭部の傾きが変わってしまいます。
私たちDRTでは第2頸椎のズレを非常に問題にしますので、この横向きでの頭部の傾きに注意が必要です。横から見て、頭部がベッドと並行であることが理想です。
横向きならで丸まって寝れば、腰痛には何の支障もないはずですので、気にするのは枕の高さということになります。
中には仰向けでしか寝れないという方がおられますが、その方の場合は、膝裏にクッションをかまして、両膝を曲げた姿勢にしましょう。そうすることで腰椎の前弯(前へのカーブ)を増強してしまうことはなくなりますので。ただし、腰椎椎間板ヘルニアの方は、これには当てはまりませんので注意が必要です。
本当に寝ているときにいい姿勢とは、ずっと同じ姿勢ではなく、横になったり上を向いたり、コロコロと姿勢を変えることです。どんないい姿勢でも、同じ姿勢を続けると必ず腰痛になりますので。
結局、腰痛そのものを治療してしまうのが早道
あーだこーだ考えるよりも、とにかく専門家に相談し、腰痛そのものを根本的に治してしまいましょう。ベッドでどうにかしようと考えている時点でズレていますよ。
腰痛になったのは、あなたの日頃の行動(主に姿勢)の結果であって、ベッド自体のせいではありません。
そこのところをもう一度考えてみてください。
堺肩こり・腰痛センターでは、基本手技であるDRTにより自然治癒力を向上させますので、『つらい腰痛』や『股関節の痛み』に対して、より精度の高い施術が可能です。
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