腰痛を根本的に治すには

これこそが当院の最大の目標です。と言うか、それを目指してこその治療ではないでしょうか?あなたは、一時的に症状が緩和すれば満足できるのでしょうか?

そもそもあなたの腰痛の原因を特定できていますか?

以前のブログにも再三書いていますが、腰痛を根本的に治すには、まずその原因が何であるのか特定できない限り不可能です。闇雲に治療しても、全く徒労に終わってしまうのは容易に想像できますよね?例え治ったとしても、ただの偶然に過ぎません。そういうのは治療とは言いません。

原因を推察し、実際にその仮定に対して有効な手段を講じ、そして腰痛が緩和されたという結果をもって、その推察が正しかったと言えます。治療とは、毎回それの繰り返しなのです。そして、どれくらいで治るのか大まかな治療計画を立てます。後は微調整を加えながら、どれだけきちんと治療計画通り実施されるかが大切です。どれだけ素晴らしい治療計画を立てても、患者さんが守らなければ、全くその効果を発揮しませんので。

腰痛と言っても、千差万別です。その原因によって、アプローチの仕方は変わります。ただの筋肉の張りの疲労性腰痛からぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛まで、多種多様で、いろんなものが複雑に絡み合っています。メンタルの影響が大きいものまであります。

自分に合った治療を受けていますか?

治療を受けれる場所として、整形外科、整骨院、整体院などいろいろありますが、そこで満足のいく治療を受けていますか?

それには、まず、治療者とのコミュニケーションが取れていることが大事です。治療者に対して不信感を抱いていたり、人間的に合わなかったり、説明に納得できていなかったりすると、見立てや技術に関係なく、治療効果は格段に落ちてしまいます。あるゴッドハンドの先生によれば、その治療院の中に入っただけでよくなったと言われる患者さんすらおられるとのこと。まずは、誰から治療を受けるかが大切です。その信頼感が高ければ高いほどいいです。

次に、きちんと治療効果を実感できているでしょうか?何回治療を受けても、何の変化も出ないとか、むしろ痛みがひどくなっている場合は、その先生の見立てや治療方法や技術の熟練度を疑ってみる必要があります。例えあまり実感できなくとも、きちんとした説明、治療計画に納得できている場合は、取り合えず3ヵ月はきちんと治療計画通り通いましょう。

勝手な自己判断をしていないですか?

ある程度痛みが取れてしまうと、勝手に治療間隔を空けたり、行かなくなったりしていませんか?最初から、一時的に痛みが緩和されることが目的ならそれでいいと思うのですが、根本的に治したいと思われるなら、非常にマズイと思われます。

上記で書いたように、治療者側は、きちんと原因を推察し、どれくらいの治療間隔がいいのか、どれくらいの期間が根本的に治るのに必要なのかを考え、それに基づいて治療計画を立てています。そのことを、患者さんにきちんと説明し、納得されたからこそ治療が開始されたはずです。

ところが、一時的に痛みが緩和されたからと言って、勝手に治療計画を変えられてしまうと、治療者側の不信感が芽生えてしまいます。そうすると、上記で治療者と患者さんのコミュニケーションが大切だと書きましたが、それが崩れてしまうのです。信頼関係とは、何も患者サイドの感情だけではありませんから。

治療(施術)とは、治療者と患者さんの共同作業だと考えてください。どちらか一方の思いだけでは完結できません。双方が同じ方向に向けてこそ、初めてその治療効果を最大限発揮できるのです。

治療者が立てた治療計画は、その治療者の経験・思いが詰まっています。もし、予測以上に治りが速い場合は、治療計画の変更をするはずです。少なくとも私はそうしています。もし、患者さんが、もう少し間隔を空けたい場合は、その理由と思いを治療者に伝えるべきです。ひょっとしたら、治療者側からしたら、それはマズイということもあるでしょう。その時は、その理由を納得できるまで聞いた方がいいです。

痛みが完全になくなったからと言って根治ではない

治療計画通り進み、痛みが完全になくなったとしても、根治(根本的に治る)ではありません。その方の仕事や姿勢や活動量により、いくらでも再発しますから。だから、その方がベストの状態で日々の生活を送れるくらいの頻度(月に1回か3週間に1回)で通い続ける必要があります。これを私たち治療家はメンテナンスと言います。悪くなる予防目的の治療です。

元々、何らかのの素養があるからこそ、腰痛になったのです。でなければ腰痛になったりはしませんので。


堺肩こり・腰痛センターでは、基本手技であるDRTにより自然治癒力を向上させますので、『つらい腰痛』や『股関節の痛み』に対して、より精度の高い施術が可能です。
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