父の五十肩【体験談】

【Bさん談】
2年前、私が結婚する前の最後の親孝行として、両親と旅行へ行くことを計画しました。どこへ行きたいか尋ねると、何も言わない父親に対し、「故郷である長崎県にしばらく帰っていないので、久しぶりに行きたいなぁ。」と母が言いました。

私も長崎県には幼い頃に行った記憶しかなく、もう一度行ってみたいと、母の思い出話を聞きながら2泊3日の長崎旅行のプランを練りました。旅行の前日、私と母が準備をしているのに、なかなか帰ってこない父。やっと帰ってきたと思ったら、肩を痛がっていました。父は昔から野球が好きで、リトルリーグの監督をしており、その日も指導に行った帰りでした。

父は五十肩ですが、指導中はそのことを忘れてしまうようで、帰ってきては痛みを訴え治療に通っておりました。「五十肩なんだから、無理しないでよ!」とお願いしておいたのに、やはり指導に熱心になってしまうと、五十肩のことは忘れてしまうようです。

楽しみにしていた旅行の前日に肩が上がらなくなり、どうなることかと思いましたが、翌朝かかりつけの整形外科に行き、少し遅れて旅行に出発。父は食事をすることも、運転をすることも少し不自由そうにしておりましたが、温泉に入って疲れを癒し、母も楽しんでいた様子で、私にとって独身最後の良い思い出となりました。
整体 堺

 

堺肩こり・腰痛センター