五十肩とテニス

五十肩は肩を動かすと痛みが走ったり、腕があがらなくなる症状を指しますが、テニス肩というのもあって症状は同じです。両方とも肩の関節とその周りの筋肉や腱が断裂したり炎症を起こしていることから激痛を感じるようです。肩の炎症はいろいろな運動によっておこります。

例えば野球の投球、ウエートリフティング、テニスのサーブ、水泳の自由形、バタフライ、背泳ぎというように、腕を肩より高く上げる動作を繰り返すことの多いスポーツでよく起こります。腕を肩より高く上げると、上腕骨と肩の関節や腱の一部がすれ合うので、腱の繊維に小さな断裂を起こすと考えられています。

痛みを感じているのにその動作を続けると腱が断裂してしまうのです。これによって炎症が悪化し、五十肩と同じような症状になっていくのです。五十肩は半年以上かけて治すという病気です。テニスでこのように炎症を起こしてしまった場合も気長に治療に専念したほうが良いでしょう。

また、テニスではテニス肘といって肘の関節炎も良く聞かれます。肘の外側が痛むのですが、原因としてはラケットの持ち方や振り方が指摘されます。しかし、テニスをしない方も同じような症状が出ることがあるそうです。

もしかすると、テニスが原因ではなく、五十肩と同じように老化が原因かもしれませんし、そのまま五十肩になってしまう前兆かもしれませんから要注意です。
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