顎関節症にホットパック

現代のストレス社会により、過度のストレスが原因で体に異常が起きることも多いようです。うつ病患者は年々増えてきていますし、片頭痛や吐き気などを訴える患者も少なくありません。２０～３０代の女性に多いと言われていた顎関節症が男性に起こるようになってきたのもストレスが原因ではないかと言われています。

ここで顎関節症について説明します。顎関節症とは「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開かない」など、あごの関節である顎関節に何らかの異常が起きたことを言います。症状は本人が気付かないほど軽い程度のものから、外科的手術が必要となるほど重度のものもあります。

軽い程度のものであれば、ご家庭で全身の筋肉を柔らかくするためのストレッチを行なったり、あごの体操をすることで治ることもあります。また急に痛くなった場合は冷やし、慢性的に痛む場合は温めます。

ホットパックで温めることにより血行が促進されて痛みが和らいだり、顎関節の筋肉の緊張を和らげたりする効果があります。ホットパックは専用のものも売られていますが、蒸しタオルなどご家庭にあるものでも可能です。薬や器具を使わないため体への負担がないことから、安心しておすすめできます。
腰痛の整体治療