思ったより怖い坐骨神経痛

 

 

坐骨神経痛は良く耳にする名前ですが、実はこれば病名ではなく症状を表す言葉だそうです。腰痛の仲間かと思っていたのですが腰痛よりも広範囲の痛みや痺れがある症状で、いざその症状が出てしまったときの対処法は予防するにはやはりゆっくりした運動やストレッチが代表例として挙げられているようです。

でもストレッチも、寒いときや体が冷えているときには絶対にしてはだめだそうです。もしやってしまうと予防どころか悪化してしまうのでしないようにとの注意書きが必ずあります。

では、坐骨神経痛ってそもそも何なのでしょう。ものすごく簡単に説明すると、腰から足の先まで伸びている坐骨神経が周りの筋肉の圧迫を受けてしびれや痛みを起こしている症状のこと、です。

それゆえ、原因は一つではなく、引き金となっている原因が別にあって結果的に腰から下のしびれや痛みを引き起こしている症状なので、結構複雑な症状である上に悪くすると膀胱など、内臓にも影響を及ぼしてしまうようです。

50代以上の比較的年配の方に現れる症状かと思いきや、スポーツをする若い方や、年齢に関係無く長時間同じ態勢をとったりする方にも起こりうることのようです。もちろん怪我が原因で発症することもあります。

また、人によっては検査をしても何も原因らしいものが見つからず、治療が困難になってしまうケースもあるのだとか。原因が分からないものはお医者さんでも治せません。でもそのままにしておくわけにもいかないので、自分にあった治療法、お医者さんを探すしか、残念ながら方法は無いようです。

ただ、そのお医者さんにも当然のことながら治療方針の違いや坐骨神経痛そのものの捉え方は違います。

お医者さんによっては運動やストレッチはかえって症状を悪化させるので良くない、従来の対処法自体が間違っているという意見をお持ちの方もいらっしゃるようです。

従来の対処法とは、よくある電気治療やコルセット、整体、湿布に注射と、このようなものが挙げられます。それらがもし治療に役立たない、役立たないどころか悪化させている原因だったとしたらたまったものではありません。

坐骨神経痛に苦しむ方はたくさんいらっしゃるのに、周囲の理解はそれほど得られないという、当人にとっては本当に辛い状況が続いているという方も多いのではないでしょうか。

自分の症状に合った治療をしてくれるお医者さんかどうか見極める基準として一ヶ月治療を続けて効果が無かったら治療法が間違っているとおっしゃるお医者さんも居るようですので、参考になれば幸いです。

堺肩こり・腰痛センター