腱鞘炎の注射治療

腱鞘炎の症状が初期であれば、湿布剤を貼って冷やし安静にして様子をみます。それでも改善しない症状の強い場合は、腱鞘の内部に抗炎症作用のあるステロイド薬が入ったステロイド注射を打つという注射治療を行うことになります。

ステロイド薬を直接注射しますから、1回の注射で劇的に良くなる場合もあります。1回の注射治療で腱鞘炎が改善されない場合には、1週間ほど間隔をあけて3~4回行う場合もあります。基本的にあまり注射を繰り返して行うのは良くないとされていますが、注射をしても効き目がなかったという場合、炎症をおこしている患部からずれて注射してしまったという可能性も考えられ、またステロイドの種類があっていないという可能性も考えられます。

ですから1度で効かない場合にも、もう一度治療してみても良いと思います。とはいえ、この腱鞘炎の注射治療は患部に針をさして注射液を注入しながら、直接薬を注入するから予想をはるかに超える痛さです。インターネットで調べていたところでは、ステロイド剤の入った注射を患部に3回注射して腱鞘炎がなおったという実体験もでていました。しかしステロイド注射でもあまり効果が出ない場合もあり、その場合は手術ということになります。
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