ピアニストの腱鞘炎治療

腱鞘炎の原因となるものは、まず第一に手や指の使いすぎがあります。その患者の多くは、常日頃パソコンに向かって仕事をしている人や、楽器を演奏するのを職業としているピアニストや、赤ちゃんを授かったばかりの母親になりたての女性だったりします。腱鞘炎は、本来手や指に負担をかけた状態を持続する事によって生じるものです。

実際キーボードをたたく力や、ピアノを弾く力はそれほど強いものではありません。しかし身体に無理な姿勢をとったまま続ける事で腱鞘炎を患ってしまいます。新生児を抱っこする時もそうです。首がすわらないフニャフニャの赤ちゃんを抱っこするのは、それなりの覚悟がいります。落とさないよう手に余計な力を入れたまま、抱く事になります。

赤ちゃんはある程度大きくなるまで、それこそ一日に何時間も抱っこしなければなりません。そんな状態で何時間も抱っこする事で、腱鞘炎を患ってしまうのです。腱鞘炎の一番の治療方法は、とにかく痛む患部を動かさない事が第一です。日常生活で手や指を全く動かさないのはおそらく不可能な事なので、なるべく負担をかけないように努力しましょう。その際にサポーターやテーピングなどをしておくと、負担を軽減できます。
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