顎関節症 治療期間

一般的に顎関節症は、自覚症状があまりなかったり、生活に支障がないなどの理由で、「病気」であるという認識が薄いのが現状です。軽い方は鎮痛剤の投与で治りますので、割合短期間で治ります。しかし、重症の場合には、治療は長期間に渡ります。

1~2ケ月では治りません。途中で諦めずに、気長に取り組んだ方が良いでしょう。まずはマウスピーズを使ってしばらく様子を見るという方法もあります。この方法であればとりあえず後戻りは簡単ですし、噛み合わせを変えれば症状が軽減するのかどうかの診断としての役割もあります。

又、顎関節だけを調整するのではなく、全身のバランスを整えながら施術する治療が効果的だと言う説もあります。「全身を整える事で顎関節も整いやすくなる」というのです。この方法では、整体が非常に有効です。

顎の筋肉をリラックスさせながら、左右のバランスを整えていくのが通例です。(筋肉の緩和操作が中心です)。実際の方法としては、患部のマッサージ、ストレッチ、温熱療法(ホットパック)、超音波、低周波マッサージなどです。

これら方法は筋肉の伸展、血行促進を重視しています。ですから、硬くダメージを受けた顎関節や周囲の組織の回復に効果的です。マッサージや温布などは自宅でも簡単にできます。

堺肩こり・腰痛センター