腰痛と無縁の人にも知っておいて損はない予防法があります

腰椎椎間板ヘルニアってなんだか難しそうと思っている人も、実際なってみないとわからない、言葉では説明できない程の激痛が伴う症状です。
私には無関係と思っていても、実際は突然自分の身に降りかかったりします。

その原因はさまざまにありますが、日ごろのちょっとした姿勢や筋肉を鍛えることで予防することが可能な病気でもあります。
整体に通ったり、治療に至るような事になる前に、知っておくと大分心の負担が軽減されます。

人間の背骨は24個の石臼の形をした骨で形成されています。
これらが自在に動くことによって反り返ったり、前屈したり、自由な姿勢を保つことができるわけです。
では椎間板とは何かというと、背骨と背骨の間のクッションの役割を果たす軟骨のことです。

そしてヘルニアとは簡単に言うと飛び出すという意味、つまり背骨と背骨の間にある軟骨が、両方の背骨に圧迫されて飛び出してしまう症状、それが腰椎椎間板ヘルニアなのです。

なんだか怖い表現になってきましたが、実際背骨には大変重要な太い神経が通っており、それらをこの飛び出した(ヘルニア)軟骨が直接傷つけることになるのですから、痛みは普通ではありません。

よく激痛なんて言葉で表現されますが、人によってはお風呂やプール意外では全て傷みを感じる、重力のある限り激痛に悩まされるなんて言う方もいます。

自分には無関係と思っている方も、荷物を持ち上げようとして突然ギックリ腰に
なってしまった、なんてことにならないように知識として入れておいて損のない
予防法があります。

また実際に腰椎椎間板ヘルニアになってしまって、治療の末に日常生活を送れるまで回復した方も、自然と予防方として姿勢に気をつけるようになったりします。

そうです、結論から言ってしまうと体の歪みの蓄積の結果が腰椎椎間板ヘルニアであり、その予防法が正しい姿勢を日常から保つということなのです。

背骨には、本来あるべき形~整理湾曲~があり、首・旨・腰の3つの湾曲が体への圧力をうまく分散してくれているのです。

この整理湾曲が歪んでずれることによってその歪みを直そうと別の部位の湾曲が歪む、歪みの連鎖が長く続くことでクッションである軟骨に負荷がかかり飛び出してしまう。
これが腰椎椎間板ヘルニアの原因ではないかと言われています。

治療については症状によって緊急手術が必要だったり、保存療法や牽引療法で治ったり様々です。
大事なことは自己判断せずに専門医や、信頼のおける整体治療を受けて、悪化させないことです。

堺肩こり・腰痛センター