

治療院関連のHPを見ると、どこも同じようなパターンのものばかりですよね。
正直、私でもどこが本当に優れた選ぶべき治療院なのか判断が難しいです。
この業界に詳しくない方にとっては、見分けるのはほぼ不可能ですよね。
そこで、唯一見分ける目安をお伝えします。
医師の推薦状?
有名人が来院?
メディア出演?
若いイケメン?
グループ院?
私なら全て候補から削除します。
そうする明快な理由はありますが、業界暴露みたいになるので
今回は控えます。
それでは、私の見ているポイントとは、ズバリ
『その施術家の経歴』
です。
こればかりは、詐称しない限り嘘はつけないからです。
経歴詐称は犯罪だからです。
なぜ、この経歴を重要視するのか、語っていきたいと思います。
治療の本質とは
そもそも、「施術」の本質についてご存じでしょうか?
我々施術家は、みなさまのお体に触れさせていただく職業です。
では、何が必要でしょうか?
まずは、体の仕組みについての知識がなくてはなりません。
その知識は多ければ多いほど、正確であれば正確であるほどいいのは分かりますよね?
そして、その知識を基に実際の体を正確に触れられなくてはなりません。
でないと必要な部位を正確に施術できません。
この基本中の基本ですら、大部分の施術家は全く不十分なのが現状です。
これで、まともな施術ができるでしょうか?
さらに、生理学も運動学も動作分析学も内科学も神経生理学も・・・、医学関連の様々な知識が必要です。
で、知識があるだけではダメで、実際の患者さまに対して、検査し、知識を基に原因の予測を立て、
実際に施術し、変化を考察をするというサイクルを繰り返して改善に導きます。
P(計画)⇒D(行動)⇒C(評価)⇒A(改善)
このPDCAサイクルを日々コツコツと積み重ねることで、施術家として成長できるわけです。
これらが、施術の本質であり、木で言えば幹にあたります。
みなさんは、〇〇法だから凄いとか、治りそうだと判断されていると思うのですが、
施術法というのは手段であり、木で言えば枝葉に過ぎません。
どれだけ立派な手技を会得していようが、「施術の本質」つまり幹が貧弱であれば、
「改善」という実も貧弱なのです。
逆に、そんなに凄そうな手技でなくとも、「施術の本質」が丸々とした太い大木に成長していれば、
素晴らしい施術効果を出すことができるのです。
私はゴッドハンドはいないと思いますが、ゴッドハンドと言われてる方は、この「本質」が出来上がっている
のであって、その手技が特別なわけではないのです。
どんなやり方でも、結果を出せる技量があるのです。
もちろん、それだけではありません。
対人間の仕事ですので、その施術家の雰囲気や佇まいであったり、コミュニケーション能力であったり、
見栄えであったり、いろんな情報を患者さまは感じ取っています。
相性もあるでしょうね。
でも、それを言い出すと客観性が失われますので、ここでは論じません。
指標は、資格・施術人数・施術歴・環境
では、経歴のどこをどう見るのか?
① 資格
国家資格と民間資格がありますが、やはり国家資格の有無が大事になります。
国家資格に合格するには、一定水準の勉強・実習をクリアしています。
1dayセミナーとか、わずか数回の講習会で取得できてしまう民間資格とは違います。
国の認可というお墨付きは、それなりに信用できます。
② 施術人数
この数字は非常に大事です。
数が多いほど、経験豊富であり、手先の情報量とか考察能力が格段に上がります。
外科医のランキングも手術実績で決まりますよね。
③ 施術歴
何年この業界で、どのような職種にいたのかも大事です。
ずっと同じような症状の患者さまや、軽症の患者さまばかり施術しても、
施術家としての成長は乏しいでしょう。
どれだけいろんな勉強をしてきたのか、変化を出せなくて悩み苦しんだのか
これも非常に大事です。
④ 環境
どういう環境に身を置いてきたのか?
学校でもピンキリです。学力も立派な能力です。
最高学府である大学なら、最高の設備・環境で学べ、実習を受けれます。
講師などのスタッフの質が違うし、生徒数が圧倒的に少ないので、
密な指導を受けれます。
総合病院に勤務すれば、様々な症状の患者さまを担当でき、常に勉強漬けです。
命の危機に瀕した患者さまを診ますので、極限の緊張感と命の尊厳や倫理観を学べます。
私の経歴
院長:柏原 弘
- 国家資格:理学療法士 /柔道整復師
- 民間資格:DRT(Basic/Advance/Master)インストラクター /筋膜グリッピングスクール 修了 /AKAー博田法 インストラクターより直伝
- 学歴(Ⅰ):堺市立深井小学校 卒 /堺市立陵南中学校 卒 /私立清風南海高校 卒
- 学歴(Ⅱ):大阪府立大学(現 大阪公立大学):農学部 中退 /大阪府立看護大学:理学療法学科(現、大阪公立大学:医学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻)卒 / 国際東洋医療柔整学院:柔整学科 卒
- 職歴(Ⅰ):岸和田徳洲会病院:リハビリテーション科 / 医誠会病院:リハビリテーション科 /はしむら内科クリニック きらら会:デイケア
- 職歴(Ⅱ):ヒロ理学整骨院 開院 /堺肩こり・腰痛センター 開院
解剖学実習:大阪大学医学部附属病院 /徳島大学医学部付属病院
あなたは、どんな人間に身を委ねたいですか?
あなたは、どちらの施術家を選びますか?
- 豊富な医学的知識がある
- 豊富な臨床経験がある
- 日々、試行錯誤を続け、成長し続けている
- 根本原因の追究を突き詰めている
- 総合病院での勤務経験がある
それとも、
- 医学的知識不足であることすら気づいていない
- 若くて元気だが、臨床経験に乏しい
- 日々、流れ作業で業務をこなすだけ
- 決められた型の施術、ワンパターンの施術しかしない
- 体に対するリスク管理(レッドフラッグサイン)が全くできない
ほとんどの方は、当然『上』の施術家を選びますよね?
ところが、HPの見方が分からないと、全員『上』の施術家に見えてしまうのです。
それで、『上』と思って選んでも、ほとんどが『下』になってしまいます。
なぜなら、『上』はごく少数で、大部分が『下』だからです。
確率論的には、そうなることが必定です。
なんか恐ろしくないですか?
全員、ゴッドハンドのマスクを被って映っていますからね(笑)
なぜ私が、これほど厳しいことを言うのか?
大別すると、2つあります。
1.これ以上『治療院』のイメージを落としたくないから
実際、私の院に来られる患者さんの治療院に対する不平不満・不信感を口にされる方が、
増え続けています。
こちらが、どれだけ熱心に説明しても、「でも、以前いろんな治療院に通ったが、結局ほとんど変わらなかった。高額の治療費を半年も払い続けたが、全く無駄だった。」
つまり、「ここも同じなんでしょ?」という空気感が漂っています。
これって、当院にとっては、迷惑千万だし、「営業妨害」にもなるわけです。
きちんと治せる実力があり、結果も伴っているのなら、いくらでも高額な治療費・回数券を販売しても、何ら問題はありません。
むしろ、治療院業界の評判が上がり、社会的コンセンサスを得られるからです。
ところが、全く実力もなく、結果も伴わず、マーケティングに長けていて、集客やセールストークだけ得意な治療院が、どんどん塑像乱造され続けています。
その結果(ここ10年間)どうなったか?
「治療院には騙されないぞ」という不信感が醸造されてしまったわけです。
本来、治療院に通うはずだった見込み客さまの総量が減り続けているのです。
まるで、『地引網で漁をする』ようなものです。
当然、資源(見込み客)は枯渇しますよね。
2.体の不調・痛みなど、物理的損傷を与える可能性があるから
これは、私の体験談ですが、数年前に近隣のマッサージ店に行く機会がありました。
その時担当になった30代の女性でした。
全く心地よくないし、見習い(研修中)であることは丸わかりでした。
その最中に、私の身に起こった激痛!!!
なんと、あろうことか、その担当が、私の拇趾(足の親指)を関節をロックした状態で、
逆側に反ったり、捻じったりしたのです。
間違いなく、靭帯・腱は伸ばされ、損傷したはずです。
下手すると骨折しかねない状態でした。
あまりの激痛で、「痛っ!!!」と私は跳び起きました。
そこでマッサージを中断して、支払いだけして帰ったのですが、
親指が痛過ぎて、力が全く入らず、しばらく歩行障害が残りました。
幸いにも、1週間ほどで元に戻りましたが、二度とそこには行っていません。
これは、極端な例ですが、多かれ少なかれ、これと同じようなことは、そこら中で
起こっていると思われます。
これは、医師の診断書を出せば、立派な傷害罪です。
無知や技術不足は、この仕事をするには、大問題で、
悪意がなかったからと言って、許されるものではないのです。
大手チェーン店が、最近「肩甲骨はがし」がどうのこうのと、動画広告が湯水のごとく流れてきていますが、私は非常に危惧しています。
「肩甲骨はがし」なんて、何も特別な技術でも何でもなく、私が学生時代に授業で習う程度のものです。
研修と言ったところで、我々が10年かけて得た知識や技術や臨床経験が、その研修期間中に身につくはずはありませんから。
金儲けのために、この業界に参入しないでもらいたい。
一般の方は、もっと賢くなってもらいたい。
マーケティングの罠に嵌らないでいただきたい。
このまま行くと、5~10年後には、治療院の信頼は地の底に落ちるでしょうね。
本気で、他人の笑顔を取り戻したい・他人の健康に寄与したいという価値観を本能的に
持っている人だけに、治療院は携わって欲しいですね。
あと、私は理学療法士であることに価値を見出してきた人間ですが、若い理学療法士が
どんどん独立し、治療院を経営しています。
「いったい臨床歴2~3年で、何ができるの?」
「その解剖学的・生理学的・運動学的知識、おかしくないかい?」
「なんの科学的根拠があって、そのとんでも理論を流布してるの?」
こう思うことが増えています。
若い理学療法士の質の低下は、目を覆うばかりであることも、付け加えておきます。
私だけが言ってるのではありませんよ。
ベテランが集まると、必ずこの話題になりますから。
こう言うと、「老害」と言われそうですが、事実は言わせてもらいます。





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堺肩こり・腰痛センターでございます。